しまなみ海道でカフェ巡りを楽しみたいけれど、海が見えるおしゃれなお店はどこなのか、サイクリングの途中でも立ち寄りやすいのか、瀬戸内ならではのスイーツを食べられる場所はあるのかと迷っている人も多いのではないでしょうか。
愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道は、瀬戸内海に浮かぶ島々を橋でつなぐ人気の観光ルートで、大島や伯方島、大三島、生口島などには、穏やかな海を眺めながらコーヒーやスイーツを楽しめる個性的なカフェが点在しています。
大きな窓から海を眺められるパティスリー、サイクリスト向けの設備が充実した海辺のカフェ、自家焙煎コーヒーを味わえる落ち着いたお店、瀬戸内産レモンを使ったジェラートや焼き菓子を扱う専門店など、島ごとに違った楽しみ方ができることが魅力です。
一方で、しまなみ海道のカフェは島の中心部から離れた海沿いにある場合も多く、営業時間が短い店舗や定休日が複数ある店舗、季節によって営業日が変わる店舗もあるため、写真だけで行き先を選ぶと、到着したときに営業していなかったり移動に時間がかかったりすることがあります。
特に車でのドライブと自転車でのサイクリングでは移動できる距離が大きく異なり、今治から尾道までの全区間を巡る場合と、大三島や生口島など一つの島でゆっくり過ごす場合でも、効率のよいカフェ選びは変わります。
ここでは、しまなみ海道のカフェおすすめ8選を中心に、海が見える絶景店、島の柑橘スイーツ、自家焙煎コーヒー、ランチも楽しめるお店を紹介し、エリア別の選び方、ドライブやサイクリングでの立ち寄り方、営業時間や駐車場の注意点、失敗しやすいポイントまで詳しく整理します。
しまなみ海道のカフェおすすめ8選
しまなみ海道でカフェを探すなら、海を眺めてゆっくり過ごしたいのか、瀬戸内らしいスイーツを食べたいのか、コーヒーにこだわりたいのかという目的から選ぶと、自分に合うお店を見つけやすくなります。
愛媛県側の大島、伯方島、大三島には景色を楽しめる海辺のカフェがあり、広島県側の生口島にはレモンを使ったお菓子やジェラートを扱う店舗、港町の雰囲気を感じられるカフェなどが集まっています。
ここでは実在する人気店の中から、それぞれの特色が異なる8店を紹介し、どのような人に向いているのか、移動するときに何を確認したいのかまで具体的に説明します。
WAKKA
WAKKAは、しまなみ海道で海が見えるカフェを探している人に特におすすめの店舗で、愛媛県今治市の大三島に位置し、瀬戸内海と多々羅大橋、島々の景色を眺めながらコーヒーや食事を楽しめることが最大の魅力です。
宿泊施設やサイクリングサポートを備えた複合施設の中にカフェがあり、サイクリストが自転車を席の近くまで持ち込める仕組みや、施設内で利用できるシャワーなどの設備が整っているため、走行途中の休憩場所として利用しやすいことも特徴です。
カフェではエスプレッソやカフェラテなどのコーヒーメニューに加え、地元産のみかんを使ったドリンク、カレーやパニーニなどの食事、季節のフルーツを使ったスイーツなどが案内されているため、軽い休憩からしっかりしたランチまで目的に合わせて選べます。
特に多々羅大橋と海を眺めながら過ごせるロケーションは、しまなみ海道らしい写真を撮りたい人や、橋と島々の風景を楽しみながら会話したいカップル、ゆっくり休憩したい一人旅の人にも向いています。
ただし、WAKKAのカフェは季節や月によって営業時間や休業日の案内が異なることがあり、公式サイトでは定休日や営業予定を確認できるため、遠方から訪れる場合は目的の日に営業しているかを確かめておくことが大切です。
また、テラス席や屋内席の利用方法、料理の提供時間、ペットの同伴条件にも決まりがあるため、食事を目的にする人はドリンクだけの営業時間とランチの提供時間を区別し、車で訪れる場合も駐車場所を確認すると安心です。
Patisserie T’s Cafe 玉屋
Patisserie T’s Cafe 玉屋は、しまなみ海道で海を眺めながらケーキを楽しみたい人におすすめのカフェで、愛媛県今治市の伯方島にあり、大きなガラス窓の向こうに広がる瀬戸内海の景色と丁寧に作られた洋菓子を同時に楽しめます。
伯方島は塩の産地として知られる島ですが、玉屋は海沿いのパティスリーとして人気があり、ケーキやコーヒーを味わいながら静かな時間を過ごせるため、島の景色を楽しむことを目的にカフェを選びたい人に向いています。
一般的な観光施設の売店とは異なり、スイーツと景色をゆっくり味わえることが魅力なので、しまなみ海道をドライブしている途中に立ち寄るだけでなく、伯方島で少し長めに休憩する予定を組むと、お店のよさを感じやすくなります。
窓側の席では海の景色を楽しみやすい一方、人気の時間帯には希望する席へすぐ案内されるとは限らないため、特に土日祝日に訪れる場合は席の混雑やケーキの売り切れを考慮し、予定に余裕を持って向かうことが大切です。
また、生菓子を中心に扱うパティスリーではケーキの種類が日によって異なり、写真で見た商品が必ず販売されるとは限らないので、特定のスイーツを目的にする場合は現在のメニューを確認しておきましょう。
伯方島は大島と大三島の間に位置するため、今治から北上するドライブでも尾道から南下する旅行でも立ち寄りやすい島ですが、カフェを訪れるためには高速道路を降りて一般道を走る必要があるので、移動時間も計画に含めてください。
CAFE SHOZAN
CAFE SHOZANは、しまなみ海道の大島で海を眺めながらゆっくりしたい人におすすめのカフェで、愛媛県今治市吉海町福田にあり、落ち着いた空間から瀬戸内海の景色を楽しめることが特徴です。
大島は今治側からしまなみ海道へ入ると最初に大きく立ち寄る島の一つなので、来島海峡大橋を渡った後に休憩したい人や、今治市内からあまり遠くへ移動せず島のカフェを体験したい人に向いています。
CAFE SHOZANは景色を楽しみながら飲み物やスイーツを味わうことに適しており、海沿いの開放的な雰囲気を求める人だけでなく、観光の合間に静かな時間を過ごしたい人にも魅力があります。
また、しまなみ海道のサイクリングでは橋を渡る前後に坂道があるため、大島で一度休憩することで体力を整えやすくなり、無理なく次の島へ向かうための立ち寄り先としても考えられます。
ただし、営業時間が比較的短い日や定休日が設定されている場合があり、夕方に訪れると営業を終えている可能性があるため、特に今治側から午後に出発する人は到着予定時刻を確認することが大切です。
さらに、店の周辺は島の生活道路でもあるので、車で訪れる際には正式な駐車場所を利用し、サイクリングの場合も通行の妨げにならない場所へ自転車を置いて、地元の人の暮らしに配慮しながら利用しましょう。
BLUE ROSE COFFEE
BLUE ROSE COFFEEは、大三島でコーヒーとドーナツを気軽に楽しみたい人におすすめのカフェで、今治市上浦町井口にあり、多々羅大橋の近くで海の景色を感じながら立ち寄れることが魅力です。
しまなみ海道には海を眺めるレストランや本格的なパティスリーがありますが、BLUE ROSE COFFEEはコーヒーとドーナツを中心に楽しめる比較的気軽なスタイルなので、長時間のランチよりも短いカフェ休憩を希望する人に向いています。
ドーナツはサイクリングの途中に甘いものを補給したい人や、ドライブで少し小腹が空いたときにも選びやすく、コーヒーと組み合わせることで旅の途中に気分転換できることが魅力です。
大三島は多々羅大橋や海沿いの景色が美しい地域なので、店で飲み物を購入した後に周辺の景色を眺めたり、道の駅多々羅しまなみ公園へ立ち寄ったりする予定も考えられますが、飲食できる場所については店舗や施設のルールに従う必要があります。
一方、ドーナツや焼き菓子は人気の商品から売り切れることがあり、営業時間内でも希望する商品が残っているとは限らないため、食べたいものが決まっている人は比較的早い時間の訪問を検討するとよいでしょう。
また、店の営業日やドーナツの販売内容は変更される場合があるため、公式SNSなどの最新案内を確認し、コーヒーだけを楽しみたいのか、ドーナツも購入したいのかを考えて訪問時間を決めることがおすすめです。
こりおり舎
こりおり舎は、しまなみ海道で自家焙煎コーヒーと本に囲まれた時間を楽しみたい人におすすめのお店で、愛媛県今治市の大島にあり、海沿いの観光カフェとは違う落ち着いた雰囲気が魅力です。
今治地方観光協会でも大島の中央部にある自家焙煎珈琲と本の店として紹介されており、手回しの焙煎機を使いながら丁寧にコーヒーを作ることが特徴なので、観光スポットを次々に巡るより一杯のコーヒーをゆっくり味わいたい人に向いています。
しまなみ海道では橋や海の景色が注目されがちですが、島の暮らしを感じられる小さな店舗へ立ち寄ることも旅の魅力であり、こりおり舎のように店主のこだわりが伝わる空間では、一般的なチェーン店とは違う時間を楽しめます。
本が好きな人ならコーヒーを飲みながら気になる一冊を探す楽しみもあり、一人旅で静かな休憩を取りたい人や、サイクリングの途中ににぎやかな観光施設を避けて休みたい人にも魅力的です。
ただし、大島の主要な海沿いルートから少し離れた場所にあるため、自転車で訪れる場合は寄り道に必要な距離や坂道を確認し、島内の道路状況に合わせて無理なく移動することが大切です。
また、小規模なお店では営業日やイベントの予定によって利用できる時間が変わることがあるので、遠方からこりおり舎だけを目的に訪れる場合は、現在の営業情報を確認してから向かいましょう。
しまなみドルチェ瀬戸田本店
しまなみドルチェ瀬戸田本店は、しまなみ海道で瀬戸内らしいジェラートを楽しみたい人におすすめの店舗で、広島県尾道市の生口島にあり、地元産の柑橘や果物を生かした多彩なジェラートを味わえることが魅力です。
生口島はレモンなどの柑橘栽培で知られる島なので、ジェラートを通じて地域の果物の甘みや酸味を感じられることが特徴で、コーヒーよりも冷たいスイーツを楽しみたい人や、暑い日のサイクリングで休憩したい人に向いています。
しまなみドルチェでは柑橘を使ったフレーバーのほか、季節の果物を生かした味などが販売されるため、複数の種類を比較しながら好みを選ぶ楽しみがあり、家族や友人と異なる味を注文して感想を話す過ごし方もできます。
特に海沿いの本店はしまなみ海道のサイクリングルートとも組み合わせやすく、自転車で長く走った後に冷たいジェラートを味わえば、体を休めながら生口島らしい時間を過ごせます。
ただし、ジェラートの種類は日によって変わる場合があり、人気のフレーバーが売り切れることもあるため、特定のレモン味や果物の味を必ず食べられるとは限らないことに注意しましょう。
また、ジェラートは溶けやすいため持ち歩きには向かず、購入後は指定された場所で早めに味わうことが基本なので、食べ歩きやドライブの途中で購入する場合も、車内や自転車の走行中に食べることは避けて安全な場所で楽しみましょう。
島ごころSETODA
島ごころSETODAは、生口島でレモンを使った焼き菓子やスイーツを楽しみたい人におすすめの店舗で、広島県尾道市瀬戸田町沢にあり、瀬戸内産レモンの魅力を生かした商品を扱うことで知られています。
公式サイトでは瀬戸田本店限定のスイーツも用意されていると紹介されており、瀬戸田のレモンを使ったケーキなどを購入できるため、現地で甘いものを楽しむだけでなく、家族や友人へのお土産を探したい人にも向いています。
生口島には耕三寺や瀬戸田の商店街などの観光スポットがあるので、島ごころSETODAへ立ち寄る日には周辺の観光施設を巡り、最後にお土産を購入するという予定を組むと、スイーツと島の町並みを一緒に楽しめます。
レモンを使ったお菓子は酸味だけでなく香りや甘みとのバランスが魅力であり、ジェラートとは違う形で柑橘の風味を楽しめるため、しまなみドルチェなどと食べ比べてみたい人にもおすすめです。
公式サイトでは瀬戸田本店の営業時間を10時から17時、元日を除いて基本的に年中無休と案内していますが、臨時休業や営業時間の変更がある可能性があるので、訪問前には現在の情報を確認することが大切です。
また、焼き菓子は比較的持ち帰りやすい一方、生菓子や冷たい商品では保存条件が異なるため、旅行の途中で購入する場合は賞味期限と保存方法を確認し、長時間の車内放置を避けましょう。
SOIL Setoda
SOIL Setodaは、生口島の港町らしい雰囲気の中でカフェや食事を楽しみたい人におすすめの施設で、広島県尾道市瀬戸田町にあり、瀬戸内海と地域の暮らしを感じられる複合施設として人気があります。
宿泊やレストラン、カフェなどを備えた施設なので、コーヒーだけの休憩はもちろん、モーニングやランチ、ディナーまで幅広い目的で利用でき、瀬戸田港周辺でゆっくり過ごしたい旅行者に向いています。
公式サイトではモーニングが7時30分から10時30分、カフェが10時30分から15時30分、ディナーが17時30分から21時と案内されているため、一般的なカフェの営業時間だけではなく、旅の予定に合わせて利用する時間を考えられることが便利です。
生口島をサイクリングする人なら、島の町並みを楽しみながら港へ向かい、カフェで休んでから耕三寺方面を散策するというコースを組みやすく、車で訪れる人にも徒歩で周辺を巡れる場所があることが魅力です。
ただし、モーニングとカフェ、ディナーでは提供される料理が異なるため、食べたいメニューがある場合は現在の提供時間を確認し、特にランチとカフェの切り替わりや予約の必要性に注意することが大切です。
また、施設の駐車場は徒歩約3分の場所にある無料駐車場を利用するよう公式サイトで案内されているため、車で訪れる場合は店の入口まで直接乗り入れるのではなく、指定された場所へ停めてから歩いて向かいましょう。
しまなみ海道のカフェは島ごとに雰囲気が違う
しまなみ海道のカフェ巡りを楽しむなら、個々のお店の魅力だけでなく、どの島に位置しているのかを理解することが大切で、大島と伯方島、大三島、生口島では景色や周辺の観光スポット、移動時間が異なります。
しまなみ海道は今治と尾道をつなぐ長いルートなので、一日ですべての人気店を訪れることは現実的ではなく、特にサイクリングでは橋への上り下りや休憩時間も考慮する必要があります。
ここでは愛媛県側の大島・伯方島、大三島、広島県側の生口島という三つのエリアに分けて、カフェをどのように選ぶと効率よく楽しめるか紹介します。
大島・伯方島エリア
今治からしまなみ海道のカフェ巡りを始める場合は、大島と伯方島のエリアがおすすめで、来島海峡大橋を渡った後に大島のカフェへ立ち寄り、さらに伯方・大島大橋を渡って伯方島の海沿いの店を訪れるという流れを組めます。
大島には海を眺められるCAFE SHOZANや、自家焙煎コーヒーと本を楽しめるこりおり舎などがあり、海の景色を優先するか落ち着いた室内での時間を優先するかによって、同じ島でも異なる過ごし方ができます。
伯方島ではPatisserie T’s Cafe 玉屋が海を眺めながらケーキを楽しめる店として知られ、伯方の塩にちなんだグルメもあるため、カフェ休憩と島らしい特産品の味わいを組み合わせることが魅力です。
| 島 | カフェ候補 | 楽しみ方 |
|---|---|---|
| 大島 | CAFE SHOZAN | 海を眺める |
| 大島 | こりおり舎 | 自家焙煎コーヒー |
| 伯方島 | T’s Cafe 玉屋 | ケーキと海景色 |
| 伯方島 | マリンオアシスはかた | 塩ソフトで休憩 |
大島と伯方島の間には橋があるため距離が近いように感じられますが、各店舗は高速道路のすぐ横に並んでいるわけではなく、島内の一般道を走る必要があるので、車と自転車の移動時間を別々に考えることが大切です。
特に大島は海沿いの道や島内の高低差があるため、サイクリングでは地図上の直線距離だけで判断せず、坂道や信号、休憩時間を含めて無理のないルートを選びましょう。
大三島エリア
大三島はしまなみ海道の中でも海が見えるカフェの選択肢が豊富なエリアで、多々羅大橋を眺められるWAKKAや、コーヒーとドーナツを楽しめるBLUE ROSE COFFEEなど、景色と飲食を一緒に味わえる店舗があります。
大三島には道の駅多々羅しまなみ公園や大山祇神社などの観光スポットもあるため、午前中に景色を楽しみ、昼にランチを食べ、午後にカフェで休むというように、一つの島で半日以上過ごす計画も考えられます。
また、大三島は面積が比較的大きく、海沿いの道路を一周する場合には相応の距離があるため、橋を渡ってすぐのエリアだけを訪れるのか、島内の奥まで足を延ばすのかを先に決めると、移動時間を調整しやすくなります。
- WAKKA:海景色と食事
- BLUE ROSE COFFEE:コーヒーとドーナツ
- 多々羅しまなみ公園:橋の景色
- 大山祇神社:歴史観光
特に多々羅大橋の景色を楽しみたい場合は天候にも左右されるため、雨の日には屋内席でゆっくり過ごせるお店を優先し、晴れた日にはテラス席や周辺の展望スポットを組み合わせると満足しやすくなります。
ただし、カフェによって定休日やラストオーダーが異なるため、午前と午後に二軒訪れる予定なら営業日を先に確認し、食べたいメニューの提供時間に間に合うようにしましょう。
生口島エリア
生口島はしまなみ海道でレモンや柑橘を使ったスイーツを楽しみたい人におすすめの島で、しまなみドルチェ瀬戸田本店や島ごころSETODA、SOIL Setodaなどがあり、瀬戸田の町並みとカフェ巡りを組み合わせやすいことが魅力です。
生口島ではレモンの栽培が盛んで、ジェラートやレモンケーキなどの商品を通じて地域の特産品を楽しめるため、コーヒーよりスイーツを重視する人や、家族へのお土産も購入したい人に向いています。
瀬戸田港周辺には昔ながらの商店街や耕三寺などの観光スポットがあり、車を停めてから徒歩で複数の店を巡る方法も考えられるので、一つの店舗だけを目的にするより街全体を楽しむと充実した時間を過ごせます。
また、サイクリングでは生口島の海沿いを走りながらジェラート店へ立ち寄り、瀬戸田の町中でコーヒーや食事を楽しむルートも考えられますが、夏場は暑さが厳しいため、休憩時間と水分補給を十分に確保することが大切です。
生口島にあるカフェは瀬戸田地区と海沿いの別エリアに分かれているため、車で訪れる場合でも同じ駐車場からすべて徒歩で回れるわけではなく、店舗の位置を確認してから効率のよい順番を考えましょう。
しまなみ海道のカフェは目的で選ぶと満足しやすい
しまなみ海道のカフェには海の景色を楽しむ店、コーヒーそのものにこだわる店、柑橘を使ったスイーツが中心の店、ランチを提供する店などがあり、同じカフェという分類でも過ごし方は大きく異なります。
写真映えする景色を優先する人が小さな自家焙煎店を選ぶと期待した眺望と違うことがあり、反対に静かに読書したい人が混雑する人気観光カフェを選ぶと落ち着かない場合もあるので、自分が重視することを考える必要があります。
ここでは絶景、スイーツ、ランチという三つの目的に分けて、それぞれのカフェの選び方を紹介します。
海が見える絶景カフェ
しまなみ海道で海が見えるカフェを選ぶなら、大三島のWAKKAや伯方島のPatisserie T’s Cafe 玉屋、大島のCAFE SHOZANなどがおすすめで、瀬戸内海の穏やかな景色を眺めながら飲み物やスイーツを楽しめます。
しまなみ海道の海は大小の島々が浮かぶ多島美が特徴なので、同じ海沿いのカフェでも大きな橋が見える場所、水平線に近い開放的な景色を楽しむ場所、港町の雰囲気を感じる場所など、眺めに違いがあります。
特にWAKKAは多々羅大橋を背景に写真を撮りたい人に向いており、玉屋はガラス窓越しに景色を眺めながらケーキを楽しむことができるため、どのような時間を過ごしたいかによって選ぶとよいでしょう。
| カフェ | 島 | 景色の特徴 |
|---|---|---|
| WAKKA | 大三島 | 多々羅大橋と海 |
| T’s Cafe 玉屋 | 伯方島 | 窓からの海景色 |
| CAFE SHOZAN | 大島 | 静かな海沿い |
| BLUE ROSE COFFEE | 大三島 | 橋の近くの景色 |
ただし、海が見える店でもすべての席から同じ景色が見えるわけではなく、窓側やテラス席が満席になる場合もあるため、人気の時間帯に訪れるときは席を自由に選べるとは限らないことに注意しましょう。
また、曇りや雨の日は写真の印象が変わりますが、静かな海を眺めながら室内でコーヒーを飲む時間にも魅力があるため、天候に合わせて楽しみ方を変えることがおすすめです。
柑橘スイーツが楽しめる店
しまなみ海道で瀬戸内らしいスイーツを楽しみたいなら、生口島のしまなみドルチェ瀬戸田本店や島ごころSETODAがおすすめで、地元のレモンなどの柑橘を生かしたお菓子や冷たいデザートを味わえます。
瀬戸内地域は温暖な気候を生かした柑橘栽培が盛んなため、しまなみ海道のカフェではレモン、みかんなどの果物がドリンクや焼き菓子、ジェラートに使われており、島ごとに異なる特産品を楽しめることが魅力です。
しまなみドルチェなら冷たいジェラートを通じて果物の酸味や甘みを楽しめ、島ごころSETODAではレモンを使ったケーキなどをお土産にできるため、その場で食べることを重視する人と持ち帰りたい人で選び方を変えられます。
- ジェラート:しまなみドルチェ
- レモンケーキ:島ごころSETODA
- ドーナツ:BLUE ROSE COFFEE
- ケーキ:T’s Cafe 玉屋
ただし、季節の果物を使うスイーツは販売時期や原材料の入荷状況によって内容が変わるため、写真で見た商品が必ず販売されているとは限らず、食べたい商品が決まっている場合は事前確認が必要です。
また、冷たいスイーツや生菓子は長時間の持ち運びに向かないので、サイクリングで購入する場合はその場で食べる商品を中心に選び、お土産には保存条件を確認した焼き菓子などを検討するとよいでしょう。
ランチも楽しめるカフェ
しまなみ海道でカフェとランチを一度に楽しみたい人には、大三島のWAKKAや生口島のSOIL Setodaなどがおすすめで、コーヒーやスイーツだけでなく食事メニューも扱っているため、観光中に何軒も店を探す必要がありません。
WAKKAでは地元産の食材を使ったカレーやパニーニなどのメニューが案内されており、景色を眺めながらしっかり食事を取りたい人や、サイクリングの途中でエネルギーを補給したい人に向いています。
SOIL Setodaはモーニング、カフェ、ディナーなど時間帯で営業内容が分かれているため、朝食から夕方以降の食事まで予定に合わせて利用しやすい一方、カフェの時間帯に希望するランチメニューが提供されるとは限らないので注意が必要です。
しまなみ海道では島ごとに飲食店が離れている場合もあるため、昼食を予定していた店が休業していると次の店まで移動が必要になり、サイクリングでは体力や時間の負担が大きくなることがあります。
そのため、ランチを目的にする場合は営業時間だけでなく料理のラストオーダーや売り切れの可能性を確認し、特に週末や連休には早めの時間帯に訪れることで食事を楽しみやすくなります。
しまなみ海道のカフェ巡りは移動方法が重要
しまなみ海道のカフェ巡りは車と自転車で大きく楽しみ方が変わり、ドライブなら複数の島を移動しやすい一方、サイクリングでは坂道や距離、休憩時間を考えた計画が重要になります。
また、島のカフェは高速道路のサービスエリア内にあるわけではなく、インターチェンジから一般道へ降りて向かう店舗が多いため、車の場合でも橋を渡る時間だけでは移動時間を判断できません。
ここではドライブ、サイクリング、一つの島をゆっくり巡る場合の三つに分けて、無理なくカフェを楽しむ方法を紹介します。
ドライブで巡る場合
車でしまなみ海道のカフェ巡りをするなら、出発地から近い島を中心に二軒から三軒程度を選ぶ方法がおすすめで、人気のカフェをすべて一日に回ろうとするより、景色や食事を楽しむ時間を確保できます。
今治から出発する場合は大島のCAFE SHOZANを訪れ、伯方島の玉屋でケーキを楽しみ、大三島のWAKKAで海を眺めるという流れが考えられ、橋を渡るたびに異なる島の雰囲気を感じられます。
尾道側から出発するなら生口島を中心にしまなみドルチェや島ごころSETODA、SOIL Setodaを巡る方法があり、車を何度も長距離移動させなくても、柑橘スイーツと瀬戸田の町並みを楽しめます。
| 出発地 | おすすめエリア | 立ち寄り候補 |
|---|---|---|
| 今治 | 大島 | CAFE SHOZAN |
| 今治 | 伯方島 | T’s Cafe 玉屋 |
| 今治 | 大三島 | WAKKA |
| 尾道 | 生口島 | しまなみドルチェ |
ただし、しまなみ海道は高速道路を利用して島を移動するルートなので、降りるインターチェンジや戻る方向を確認せずに走ると遠回りになる場合があり、カフェの所在地と高速道路へのアクセスをセットで調べることが大切です。
また、カフェの駐車場には台数の限りがある場合があるので、満車だからといって生活道路や近隣の店舗の敷地に無断駐車せず、正式な駐車場所を利用してから徒歩で向かいましょう。
サイクリングで巡る場合
しまなみ海道を自転車で走りながらカフェ巡りを楽しむ場合は、海沿いのメインルートからどの程度寄り道が必要になるかを確認し、一日の走行距離と体力に合わせて立ち寄る店を選ぶことが重要です。
WAKKAはサイクリスト向けの設備が整っているため休憩場所として利用しやすく、しまなみドルチェ瀬戸田本店も海沿いのサイクリングルートと組み合わせやすいので、長距離を走る人にも候補になります。
一方、島の中央部や海岸線から離れた場所にある小さなカフェは、寄り道によって坂道が増えたり予定より距離が延びたりする可能性があるため、移動に必要な時間と店で過ごす時間を合わせて考える必要があります。
- 走行距離を事前に確認
- 坂道の多い寄り道に注意
- 自転車を停める場所を確認
- 水分と食事の補給を優先
- 日没前の移動を意識
また、サイクリングでは暑さや風向きによって体力の消耗が変わるため、カフェを楽しむことだけを目的に無理な走行を続けず、必要に応じて道の駅や休憩施設を利用して水分補給と休息を取ることが大切です。
特に夕方に営業を終えるカフェが多いので、午後遅くに長い距離を移動しても注文できない可能性があり、食事を取りたい店舗へは早めに到着する予定を組むと安心です。
一つの島をゆっくり巡る場合
しまなみ海道のカフェ巡りで移動時間をできるだけ減らしたい人には、一つの島に滞在して複数の店を楽しむ方法がおすすめで、特に大三島や生口島ならカフェと観光スポットを組み合わせた充実した半日を過ごせます。
大三島では多々羅大橋周辺のカフェや道の駅を巡り、余裕があれば大山祇神社などへ足を延ばす方法が考えられ、海と歴史の両方を楽しみたい人に向いています。
生口島では瀬戸田港周辺のSOIL Setodaや商店街を巡り、しまなみドルチェや島ごころSETODAで柑橘スイーツを味わう方法があり、店を移動するたびに遠くの島へ渡る必要がないことが魅力です。
ただし、同じ島にある店舗でも距離が離れている場合があるため、徒歩だけですべてのカフェを巡れると考えず、車や自転車の利用が必要になる場所を地図で確認しておきましょう。
また、カフェを何軒も訪れるとスイーツや飲み物を注文する量が増えるため、一人旅なら午前にコーヒー、昼にランチ、午後にジェラートというように分けると、食事量と観光時間のバランスを取りやすくなります。
しまなみ海道のカフェ選びで気を付けたいこと
しまなみ海道のカフェは景色やメニューの魅力が大きい一方、小規模なお店や島内の立地ならではの注意点があり、営業時間や定休日、駐車場の有無を確認せずに訪れると、予定していた休憩ができない場合があります。
また、週末や観光シーズンには人気店に人が集中し、海が見える席やテラス席が利用できなかったり、ケーキやドーナツなどが売り切れたりすることも考えられるため、目的に合わせて訪問時刻を調整することが大切です。
ここでは営業時間、混雑、駐車場という三つの視点から、しまなみ海道のカフェ巡りで失敗を減らす方法を紹介します。
営業時間と定休日
しまなみ海道のカフェを訪れる際に最も確認したいのが営業時間と定休日で、島の小さなお店では週に複数日の休みが設けられていたり、季節によって閉店時刻が早くなったりすることがあります。
例えばSOIL Setodaではモーニングとカフェ、ディナーの時間帯が分かれており、島ごころSETODAは17時までの営業が基本なので、夕方に訪れる場合は現在の提供時間を確認する必要があります。
また、WAKKAでは月ごとの営業情報が公式サイトに掲載されるため、過去の旅行記事に書かれた営業時間だけを信じるのではなく、訪問する月の情報を確認することで、休業日に到着してしまう失敗を防ぎやすくなります。
| 店舗 | 主な確認項目 | 注意点 |
|---|---|---|
| WAKKA | 月ごとの営業予定 | 季節で時間が変わる |
| SOIL Setoda | 食事の時間帯 | メニューの切り替わり |
| 島ごころSETODA | 17時までの営業 | 臨時休業あり |
| T’s Cafe 玉屋 | 定休日とケーキ | 売り切れに注意 |
特にサイクリングでは移動に時間がかかるため、閉店直前に到着するとゆっくりできないだけでなく、料理のラストオーダーを過ぎている場合もあるので、営業時間の終了時刻より早めに訪れることが大切です。
なお、天候が悪い日やイベント開催時には臨時休業が発生する場合もあるため、公式サイトやSNSの最新投稿を確認し、第一候補が休みだった場合のために別の休憩先も考えておくと安心です。
週末の混雑
しまなみ海道の人気カフェは土日祝日や大型連休、春から秋の観光シーズンに混雑する場合があり、特に海が見える窓際席やテラス席を希望する人は、必ず希望する席へ案内されるとは限らないことを理解しておく必要があります。
玉屋のようにケーキと景色が魅力の店では、飲み物だけを注文する人に加えてスイーツを目的とした観光客が訪れるため、席が空くまで時間がかかったり、人気の商品が早い時間に売り切れたりすることがあります。
また、しまなみドルチェや島ごころSETODAでは観光の途中に短時間立ち寄る人が多く、休日の午後には注文の列ができる場合も考えられるため、時間に余裕を持って訪れることがおすすめです。
- 休日は混雑を想定する
- 人気スイーツは早めに購入
- 窓側席は確約されない
- 第一候補が満席なら別店も検討
- 交通機関やフェリーの時刻に注意
人気店で長い時間待つことになった場合は、景色を楽しむための時間が少なくなることもあるので、どうしても行きたいカフェを一軒決め、それ以外は現地の状況に合わせて変更できる予定にすると、旅を楽しみやすくなります。
さらに、島内の道路は地元住民やサイクリストも利用しているため、駐車場が満車だった場合に車道で長時間待機したり、路肩へ無断で駐車したりせず、交通ルールを守って利用することが大切です。
駐車場とアクセス
車でしまなみ海道のカフェを巡る場合は、店舗の所在地だけでなく駐車場の有無と入口を確認することが大切で、特に海沿いの小さなカフェでは駐車できる台数が少なかったり、駐車場が店舗から離れていたりする場合があります。
SOIL Setodaでは徒歩約3分の無料駐車場を利用するよう公式に案内されており、WAKKAにも車やバイクで訪れる人向けの設備が用意されているため、利用する店舗の正式な駐車場所を確認すれば落ち着いて観光できます。
ただし、カフェへ向かう際に地図アプリが細い生活道路を案内することもあるため、島内の道路では速度を落とし、車体が大きい場合はすれ違いが難しい場所を避けるなど、安全に配慮する必要があります。
また、しまなみ海道は橋を渡るための高速道路と島内の一般道を組み合わせて移動するので、途中のインターチェンジから降りる位置を間違えると遠回りになりやすく、出発前にどの島で降りるかを確認しておくことが重要です。
サイクリングの場合も、カフェの入口や歩道へ自転車を無断で置くことは避け、サイクルラックや指定の駐輪場所を利用することで、歩行者や地元住民に配慮しながら安心してカフェ巡りを楽しめます。
しまなみ海道のカフェは島の景色を楽しみながら選ぼう
しまなみ海道のカフェを楽しむなら、海と多々羅大橋の景色が魅力のWAKKA、伯方島でケーキを味わえるPatisserie T’s Cafe 玉屋、大島のCAFE SHOZANやこりおり舎、大三島のBLUE ROSE COFFEE、生口島のしまなみドルチェ瀬戸田本店や島ごころSETODA、SOIL Setodaなど、それぞれ個性のあるお店から目的に合う場所を選ぶことがおすすめです。
海が見える絶景カフェを重視する人は大島や伯方島、大三島を中心に選び、レモンやみかんなど瀬戸内の柑橘スイーツを楽しみたい人は生口島を候補にすると、しまなみ海道ならではの景色と味を一緒に満喫しやすくなります。
また、車でのドライブなら複数の島を移動しながら二軒から三軒程度を巡る方法が考えられますが、自転車でのサイクリングでは走行距離や坂道、休憩時間を考慮し、無理のない範囲で立ち寄る店を選ぶことが大切です。
しまなみ海道のカフェには定休日が複数ある店や、季節によって営業時間が変わる店、人気スイーツが売り切れる店もあるため、特定のお店を目的にする場合は公式サイトやSNSの最新情報を確認し、ランチやカフェの提供時間を区別して予定を立てましょう。
しまなみ海道の魅力は、単に目的地へ移動するだけでなく、瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながらコーヒーやスイーツを楽しみ、土地の食材や島の暮らしに触れられることにもあるため、時間を詰め込みすぎず、お気に入りのカフェでゆっくりした島時間を過ごしてください。

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