どぶろく工房・農家レストラン「由紀っ娘」の藤井省三さん・由紀枝さんの写真

2008年3月、「東温市のおいしい米を使って『どぶろく』を作りたい」という生産者からの声を受け、東温市役所がどぶろく特区を取得しました。

特区下でどぶろく製造販売の免許を取得には2つの条件があります。1つは自らが作ったお米でどぶろくを製造すること、もう1つはどぶろくを提供するための施設(農家レストランや農家民宿)を持っていることです。この年、東温市内で計3つの蔵が免許を取得、「とうおん濁酒組合」を立ち上げました。

そのうちの一つ、どぶろく工房・農家レストラン「由紀っ娘」の藤井省三さん、由紀枝さんご夫妻にどぶろくや加工品づくりのお話しを伺いました。

 

思いやりの心で支え合い、農作業や加工品づくり

 

地域でも評判の働きもののお二人ですが、どぶろくづくりを始めてからさらにお忙しくなったそうです。

実は由紀枝さん。愛媛県農山漁村生活研究協議会会長を務めたり、愛媛県名誉農業指導士の資格をもち県内外の様々な会議に参加するなど、農村における女性の生活改善や地位向上のために積極的な活動を行ってきた方。

農作業、加工品づくりの合間、会議の場に出ていく由紀枝さんを「省三さんがいつも助けてくれた」といいます。

白い壁、木の扉、瓦の屋根の店舗外観写真。江戸時代の蔵のような面持
どぶろく工房・農家レストラン外観

「行っておいで」と陰で支えてくれる省三さんに、いつも感謝している由紀枝さん。省三さんご自身も地区の役員や委員を務められたりと大変お忙しい。そんなときは由紀枝さんが支える番です。


 

全国どぶろくコンテストで最優秀賞受賞!お米の栽培研究にも意欲的に取り組む


夫婦のおもいやりが詰まったどぶろく。「由紀っ娘物語」シリーズにはさわやかな香りとフルーティーな味わいの辛口、のどごしすっきりでまろやかな甘みが特徴の甘口、程よい酸味と甘さの深い味わいの中辛のラインナップがあります。

また、「古代浪漫」シリーズにはまろやかでやさしい甘みの赤米(甘口)、フルーティで口あたりのよい風味の紫黒米(中辛)が。そのほか、さくら色のどぶろくで酸味がありさわやかな味わい、期間限定商品の「はな由紀」もあります。

どぶろくを知らない人にも飲んでいただきやすい味に仕上げています。

そのためにはお米の品種の研究も欠かせません。「にこまる」、「媛育71号」、「てんたかく」、「アサムラサキ(古代米黒米)」、「夕やけもち(古代米赤米)」などのお米をつくりお米ごとの仕込みの方法の研究も重ねてきました。

その結果、2014年開催の全国どぶろくコンテスト第9回大会では見事、「どぶろく由紀っ娘・中辛」が最優秀賞に輝きました。

湯飲みに入ったどぶろくの写真
由紀っ娘のどぶろくは爽やかで飲みやすいと特に女性から好評

藤井さんご夫妻はいいます。

 
全国で特区が増えどぶろくを作る農家が多くなりました。
酒造メーカーで杜氏として活躍していた方が農業を始めどぶろくを作るケースもあります。

全国的にレベルが高くなっているので、今後も研究を重ね、多くの人に『おいしい』といってもらえるようなどぶろくを作っていきたい。
 

皿ヶ嶺や下林地区の魅力を伝えたい…グリーンツーリズムにも取り組む

東温市では現在、東温市観光物産協会や商工会などと連携し、着地型観光プログラムづくりを進めています。その鍵の一つとなるのが「農家レストラン」。

 

地域の食材が味わえ、生産する農家の方とも交流できるレストランは、今、都市部の方々に大人気です。

今年8年目を迎えた農家レストラン「由紀っ娘」の料理は「このお値段でこれだけの品数を出してくれるのはすごい。懐かしい素朴な味もいい」と口コミで人気が広がっていました。

農作業のことも考えて予約営業のみ(ただし、土日は休業)。予約が入った日は朝から大忙し。娘さんや妹さんにも助っ人で手伝いに来てもらっています。

四角い盆に大小10皿が並び、盆の左におにぎり、汁物、煮物のお皿が並んだ料理の写真
農家レストランの料理。品数が多く素朴な味が人気。

着地型観光プログラムづくりが進めば、ますますお忙しくなるのでは?

 
確かに(笑)。
でも、東温アルプスの皿ヶ嶺の麓、ここ東温市下林地区の良さを知ってもらいたいですね。

こういうところだからおいしいお米ができ、どぶろくづくりができる。

どぶろくをまだ飲んだことが無いという人も多いので、このレストランで味わっていただき、料理と合せた提案でその良さを広めていきたいと思います。

取材日は雨。「雨が降っている日は農作業は一休み」とホッとした表情を見せるご夫妻。とはいえ、現在どぶろくを使った新しい加工品(菓子)開発で忙しいのだそう。完成して販売を開始するのはもう少し先。楽しみに待っています。

 

取材日:2015年12月15日
※写真は藤井さんご提供
 
生産者データ
生産者名 どぶろく工房・農家レストラン「由紀っ娘」
藤井省三・由紀枝
生産品目 <農産物>米、トマト、サトイモ、キウイ
<加工品>どぶろく、菓子
販売場所 [ 東温市 ]
・東温市ふるさと交流館農産物直売所 さくら市場
・JAグリーンえひめ フレッシュ市
・JAえひめ中央 三内支所ふれあい市みうち
・ダイキEX重信
・坊ちゃん劇場
・フジ見奈良店
・フジグラン重信
・あさつゆマルシェ
[ 松山市 ]
・安高酒店
・ナーサリー朝生田店
・松山三越
・フジグラン松山
・地産市場 エフ・マルシェ古川店
[ 伊予市 ]
・ファーマーズマーケットいよっこら
[ 松前町 ]
・まさき村
[ 今治市 ]
・さいさいきて屋
[ 四国中央市 ]
・ジャジャうま市
<香川県>
[ 高松市 ]
・道の駅 源平の里むれ
住所 〒791-0222 愛媛県東温市下林甲296
TEL&FAX/ 089-964-2918
<農家レストラン>要予約 ※ただし、土日は休業
営業時間/9:00~18:00
ホームページ http://www.doburoku-yukikko.jp/

>>「どぶろく工房・農家レストラン「由紀っ娘」」の商品情報一覧

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