西日本初!地域文化発信の常設劇場。アウトリーチ事業で地域の文化づくりに貢献。坊ちゃん劇場

自主制作の作品を一年間上演
地方ならではの演目が注目を集める

「坊っちゃん劇場」は、日本でも極めて珍しい地域拠点型劇場。芸術と観光の融合による新たな文化発展の可能性を探ろうと、平成17年に愛媛県を拠点とするビージョイグループと秋田県に本拠地を置く「わらび座」が共同で設立しました。
 
四国や瀬戸内圏の歴史・伝統文化や偉人を題材にした舞台作品を、愛媛から全国へ発信する文化特使を目指し、自主制作の作品を一年間上演する日本で唯一の劇場として注目を集めています。

これまでに上演された演目は、ミュージカル「坊っちゃん!」「吾が輩は狸である」「龍馬!」「鶴姫伝説(再演含め)」「正岡子規」 「誓いのコイン」「幕末ガール」「げんない」「道後湯の里」。
 
劇場外観写真

平成28年に開館10年を迎えた坊ちゃん劇場

そして平成28年1月からは「お遍路さんどうぞ」が上演されています。平成27年に開創1,200年を迎えた四国遍路は、「四国八十八箇所霊場と遍路道 世界遺産登録推進協議会」が平成28年度中の世界遺産暫定一覧表入りを目指していることもあり、このミュージカルには四国を挙げての応援が集まり、公演は連日たくさんのお客様で賑わっています。

観劇をしたお客様からは、「ミュージカルはあまり観る機会が無かったのだけれど感動した」「途中で号泣した」などの声が。都市部から来たお客様からは「地方にこのような劇場があることに驚いた。その地域でないと知られていない偉人や歴史が見られて素晴らしかった」という声も聞かれます。
 
こうして注目を集める「坊っちゃん劇場」ですが、最初から順風満帆だったわけではありません。

開館した年はメディアの注目や、行政・各界からの支援もあり好調だった入場者数が2年目には落ち込んでしまったのです。本来4番バッターとして温存していた「龍馬!」を3年目に上演することで盛り返しを図ることに。
 

平成28年1月から上演中の「お遍路さんどうぞ」の舞台のようす

お話を伺った、株式会社ジョイ・アート アートマネージャーの平野淳さんは、大ヒットした「龍馬!」に出演していた俳優さんでもあります。平野さんは「誓いのコイン」に出演していたときに、当時の支配人に“演劇の価値を高める人材になってほしい”と、地域と人を結びつける現職にスカウトされました。
 
「坊っちゃん劇場」はまだ新しい劇場ですが、“地域にとって欠かせない存在”でありたいと願っています。
演劇を通していかに地域貢献できるかというチャレンジを積極的に行い、演劇の可能性を広げていきたいと思っています。(平野さん)
 

劇場から地域へ飛び出す
演劇スキルを活かしたワークショップや研修を開催

現在同社が力を入れているのが「アウトリーチ事業」。いわゆる、“地域に飛び出す”出張サービスです。平成25年に事業部門を設立し、愛媛県内の小中学校の体育館でキャリア教育劇と、ワークショップを行ってきました。ミュージカル俳優ならではの、「こどもたちの心と体を拓く(ひらく)ワークショップ」は、「こどもたちのコミュニケーション能力が向上した」「表現力が豊かになった」と先生や親ごさんからも好評です。
 
企業や福祉施設、公民館などへも積極的に飛び出しています。例えば、松山商工会議所青年部創立25周年事業ミュージカル「故郷を愛した挑戦者たち」では、脚本づくり・演出を行いました。みなら特別支援学校の3年生が出演する文化祭も脚本・演出でバックアップしました。

企業や教職員を対象とした研修、「役者の演劇スキルを活用したコミュニケーション能力向上ワークショップ」も、日常業務に不可欠な説明・自己表現・報告・話す力・聴く力が養われると好評です。
 
2015年12月の、みなら特別支援学校と合作したミュージカルのフィナーレの写真
みなら特別支援学校の3年生が文化祭にむけて坊っちゃん劇場と一緒にミュージカルを制作。会場には大きな拍手が鳴り響いた(2015年12月)。
また、「小さいころから演劇を見る機会をもってもらおう」と、「子ども舞台芸術サポートシステム」後援会を、日本で初めて設立しました。法人・団体・個人会員から寄せられた会費で、愛媛県内の小・中・高・特別支援学校の児童、生徒たち約2万人(平成26年度実績)にミュージカル観劇のための交通費と観劇料の補助を行っています。その取組が認められ、第44回「博報賞」を受賞しました。
 

演劇はただの娯楽ではない。
演劇だからこそできる地域貢献を。

開館10年。“かつて坊っちゃん劇場で観た役者のようになりたい”と、わらび座の研究所に入り役者になって坊っちゃん劇場の舞台に立った愛媛出身の俳優もいます。
 
私自身、舞台が終わったあと観劇してくれたお年寄りから「生きててよかった、冥土の土産になる」と声をかけられたとき、 “演劇はこんなにも役に立てるんだ”と衝撃を受けたことがあります。

演劇はただの娯楽ではない。演劇だからこそできる『貢献』にこれからもチャレンジをしていきたいです。

そして、長く続く劇場にしていくことが目標です。
アートマネージャーの平野淳さんの写真

20年、30年と続けていくために常に挑戦し続けていきたいというアートマネージャーの平野淳さん


地域の隠れた偉人に光をあてる市民ミュージカルの制作・指導依頼が増えてきた「坊っちゃん劇場」。その地域の未来像は? 人々はどうしていきたいのか? などを一緒に考えながら演劇を通した“町づくり”にも挑んでいます

「開館当初は、“3年でつぶれる”と言われていた」という「坊っちゃん劇場」ですが、役者の、劇場スタッフの、そして支えてくれたファンや関係者の頑張りと熱意により、この地に見事に定着してきました。20年後、30年後、「坊っちゃん劇場」は“四国”、ひいては“中・四国”の「坊っちゃん劇場」と言われるよう、今後もチャレンジを続けます。
 
取材日:2016年2月22日
 
店舗データ
店舗名 坊っちゃん劇場(株式会社ジョイ・アート)
事業内容 舞台作品の創造・ミュージカル作品の舞台公演、キャリア教育支援事業
住所 〒791-0211 愛媛県東温市見奈良1125
TEL/089-955-1174 FAX/089-955-5830
公演日程・休館日 下記「坊っちゃん劇場」のホームページをご参照ください。
http://www.botchan.co.jp/price.html(外部サイト)
観劇料金 <一般席>450席 (車椅子席 5席を含む)            
一般      3,910円(当日) 3,600円(前売)
    団体(15名以上) 3,300円 団体(50名以上) 2,990円
高校生   2,680円(当日) 2,370円(前売)
小中学生 2,160円(当日)1,860円(前売)
 
<親子席>2席 ※乳幼児をお連れのお客さま向け
一般      3,090円(当日) 2,780円(前売)
 
<車椅子席>※ロビーから劇場へのリフトを完備
一般      3,090円(当日) 2,780円(前売)

※消費税含む
ホームページ http://www.botchan.co.jp/(外部サイト)

子育てカレンダーへのリンク 譲ります譲ってくださいへのリンク とうおん応援市民登録へのリンク まちの先生へのリンク 事業者からのおすそわけへのリンク 事業者登録へのリンク とうおんみどころマップへのリンク サイトについての評価アンケートへのリンク

動画

東温PR動画へのリンク
このサイトについて | 利用規約・免責事項 | リンク集 | プライバシー・ポリシー | サイトマップ | 東温市へのアクセス

東温市役所 企画政策課|〒791-0292 愛媛県東温市見奈良530番地1(市役所3階) TEL:089-964-4473 FAX:089-964-1609